こんにちは、シングルマザーゆいです。
今回は「いつ」離婚するか。これを書くにあたっては、私の実体験をもとにしています。
一つの例なので、もちろん当てはまらない人もいると思いますが、どこかの参考にでもなれば幸いです。
目次
育休からの復帰と離婚はタイミングが命?!
育児休業から職場復帰するのにはとにかく労力がかかりますよね。
離婚も苗字を変えたり、手当の振込先や医療証や免許証の名義変更、扶養者の変更などとにかく手続きが多くめんどくさい。
これらと自分の仕事の忙しい時期が重なってしまったらもう本当にしんどいと思います。
それ以外にも、公的支援などを利用する上でのタイミングも存在していて、実際に私はかなりラッキーなタイム感で離婚できたのでは?と今でも思っているので、それについて記載していきたいと思います。
実際ラッキーだったなと思った私の別居と離婚のタイミング
育休中に別居するメリット。別居先で保育所を探して入所、その後職場復帰
子供の預け先が決まっている中、転居するのってものすごく大変ですよね。
私の場合、育休中に転居することができ、転居先で保育園を探して入所することができたので、子供が初めて入所する保育園が転居先というのはありがたかったです。
もう、ほぼ離婚だなとわかっていての別居だったので、そういう意味では気が楽でしたし、シングルになる予定なのでと保育園に事情を話して、新しい姓(戸籍上はまだ元夫の姓だったけど)で入園させてもらいました。
特に姓を新しいものとして入園させてもらったのは、個人的にはものすごくよかったと思っています。対応してくれた先生方に感謝。。
ただし?現住所と別居先と、タイミングによっては保育園の手続きがとにかく大変なことも
私の場合、保育園の入園申請がとにかく大変でした。
別居する先は決まっていた(実家)し、四月からもそちらにいるとわかっていつつ、住民票上はまだ自宅だったので、自治体が違っていました。
転居の予定がある人は、転居予定先での入園申し込みは可能。これはもちろんなのですが、この申し込みを、今の自治体に提出しなければならなかったり、書式を2枚(2自治体分)用意したり。
どちらの窓口にも数回ずつ行って、話をたくさん聞きました。
育休中は収入が0だとみなされるため、復帰から1年間は住民税非課税世帯である
これはかなり大きいポイントです。
このお陰でボーナスタイムをもらったようなもので、児童扶養手当を満額いただくことができました。
児童扶養手当は、前年の所得と養育費で計算されますよね。
育休って収入は0(社保で育休手当は出ますがこれは収入ではなく保険)ですし、離婚もしていなかったので養育費も受け取っていない。
つまり私は収入0で離婚したことになるんです。字面だけ見るとすごいけど実際そうなんだから仕方ないか。
住民税非課税であるボーナスタイム
これはどのワーママにも基本的にはある期間です。
育休を一年未満で切り上げて復帰した方や、年の途中から育休で、育休前に働いていた分が制限額を超えるという方ももちろんいらっしゃるので全てに当てはまるわけではありませんが。
でもね、夫との結婚生活がもし続いていて、復帰二年目に離婚をしていたとしたら、私自身は住民税が課税されていなくとも、住民税非課税「世帯」になることはまずあり得なかったのです。
住民税非課税世帯は保育料が無料
保育料って三歳以上は無償化とされていますが、三歳未満も住民税非課税の世帯では無償となっています。
夫婦共働きだといくらになるのかな?と自分と夫の年収+自治体(当時)で計算してみたところ、8万円ほどかかると書いてありました。
そっちが「普通」の世界線だったのかな、と思うこともあります。が、それを考えても仕方ないので、非課税世帯の恩恵をありがたく受けさせていただいておりました。
児童扶養手当も満額いただける状態である
前年の収入・所得ゼロで離婚した私。そりゃそうか。と思いながらも、ありがたく受け取らせていただきました。
児童扶養手当は、子供一人の場合およそ月々43,000円。これは大きい。
もちろん、現在の収入では制限に引っかかるので、9月に支給された分で最後、卒業させていただきましたが
生活をしていく上で、心の余裕につながったお金でもありました。
離婚のタイミングによってはこれらの恩恵は全部なかったかもしれない
私の場合、それなりに安定してお給料をいただける会社員であるからこそ
育休明けで前年の収入なしの時に離婚していなければ、「住民税非課税」も「児童扶養手当」もなかったなと思いました。
お金の面で、タイミングに助けられたところが多かった気がします。
給付金なども、児童扶養手当を受給している世帯、だったり、住民税非課税世帯、を対象にしていることが多かったですよね。
特に昨年はそんな給付金が多かったように思うので、ある意味タイミングがバッチリあたってラッキーだった。
ただ、逆にそういうタイミングが合わずに割を食っている人もいるはずです。
課税所得で計算するって考えたら、確かに前年の所得で、しかも夏くらいにならないと集計できないっていうのもわかるっちゃわかるんだけど、、もう少し現場に即した状況判断みたいなのができるようになったらいいのにな、と思うところではあります。。
タイミングを測ることができる人は、これらも考えて離婚戦略立てておこ
もし今別居や離婚を考えていて、タイミングを自分でもそれなりに測ることができる人は、こういったことを考えて戦略を立てておくといいと思います。
後から、「後1週間早ければ」なんてことに(滅多にないと思うけど)なったら、本当に後悔してもしきれないですよね。
離婚届のタイミングについては正直なんとも言えないのですが、児童扶養手当の申請等でタイミング調整できるならしたほうがいい。
それもそうだけど、全体の流れとして、どれくらいのタイミングでどうするのが自分と子供にとって一番いいのかを、常に考えて備えておくことが大切と思います。
本日も、ありがとうございました。