こんにちは、シングルマザーゆいです!
実は、私が所属させてもらっているひとり親支援アカウントFeliz、とある企業さんと協力して、夏休みのお子様向けのリアルイベントを行ってきました!
8月4日、午前午後。場所は、東京・新宿御苑。
私は「子どもの体験格差を少しでも減らしたい」という思いで参加しました!
目次
ひとり親、格差が広がって苦しい・・・?
じわじわと広がる、「体験格差」
体験格差とは、学校外の体験機会を得られるかどうかが、子どもによって格差が生じていることを表す言葉です。
- 「放課後に友達と寄り道をしながら帰ったこと」
- 「年に1回、家族で旅行に行ったこと」
- 「学習塾やスポーツ系の習い事(野球やサッカーなど)を頑張ったこと」
こんな、ある人にとっては当たり前かもしれない上記のような体験が、一部の子どもにとっては当たり前ではありません。
周囲の環境によって、上記の体験をほとんどできない子どもも存在しているのが事実であり、最近はメディアでもこの言葉を耳にすることが増えました。
体験格差が生まれることによる、子どもへの影響は?
文部科学省によると、体験活動(自分が体を動かして現地で活動を行うこと)を積極的に行うことで「下記の効果があると考えられる」と公表しています。
1現実の世界や生活などへの興味・関心、意欲の向上
2問題発見や問題解決能力の育成
3思考や理解の基盤づくり
4教科等の「知」の総合化と実践化
5自己との出会いと成就感や自尊感情の獲得
6社会性や共に生きる力の育成
7豊かな人間性や価値観の形成
8基礎的な体力や心身の健康の保持増進
同省の別調査からも「小学生の頃の体験活動の機会に恵まれていると高校生の頃に自尊感情が高くなる傾向がある*」といったことが明らかになっています。
体験機会に恵まれた子どもは、その後の発達にも良い影響が期待できる、と言われているのは事実です。
しかし、様々な要因から体験機会に恵まれない子どもも存在します。
*参考:令和2年度青少年の体験活動に関する調査研究結果報告 ~21世紀出生児縦断調査を活用した体験活動の効果等分析結果について~:文部科学省
どうして体験格差が生まれてしまうのか。
体験格差が発生する主な要因は下記の3つが挙げられます。
- 経済的な理由
- 地域的な理由
- 体験格差の連鎖
この中でも特に、経済的理由は大きいですよね。
たとえば収入が低いため、旅行に行ったりイベントに参加したりするのが費用的に難しい、という場合が挙げられます。
親の経済状況によって子どもの体験機会に格差が生じてしまう。それが子どもの能力差につながる恐れがあるのです。そんなの嫌じゃん。
完全無料のひとり親限定体験教室を行いました。
新宿御苑のイベントスペースを借りて実施。
午前・午後の2回に分け、MESHというIoTブロックを使ったプログラミング体験や、ビンゴ大会、ママたちの交流会などを行いました。
プログラミングの原体験!
MESHという今回使ったツールは、IoTと呼ばれる「インターネットでモノを繋ぐ」みたいな感じのブロック。
BluetoothでiPadとブロックを繋げてあげたら、iPad上で命令を繋げてあげて、プログラミングの基礎みたいなことが学べます。
自分の思い通りに動かすには、どういう命令を出したらいいか?一生懸命考えて、操作している子どもたちのお顔はめちゃめちゃキラキラしていて
やっぱり新しいことに触れる、興味を持って楽しむってすごくいい刺激になるんだな、って改めて感じました。
第二部ではママたちの交流会
代表ちゅみちゃんのご挨拶シーン
お子様は、ビンゴ大会(そっちも相当盛り上がってたね!)
ママたちは、一つの円になって自分のこれからのキャリアについて話したり、自分の状況について話したり・・・
ひとり親の仲間しかいなくて、共感も、励まし合いも、時折涙も見られた、とても温かい会になりました。
Felizのメンバーも集合。
左からかっぴさん、ゆい、ちゅみちゃん、ゆなさん♡
Feliz代表のちゅみちゃん(instagram @6jyo_singlemother_chumi) を始め、かっぴさん(instagram @kappi_happylife)、ゆなさん(instagram @shin_mamachan)、そして私と4名のメンバーが大集合。
実は私は、かっぴさんとゆなさんとは初対面。二人は東海地方から新幹線で駆けつけてくれたよ。
かっぴさんなんか、3年前からず〜っとやりとりしてて、戦友みたいになってたのに実は初めましてで緊張しちゃった(笑)
このメンバーに会えるなんて嬉しすぎる!なんて、参加者の方々からも喜んでいただけて、私の方が嬉しくなりました。
主催してくれたのは、インターネットアカデミーさん。
インターネットアカデミーさんは「ひとり親のスキルアップ」に対してかなり熱意を持って取り組んでくださっていて、最大193万円の給付金を受け取りながら、在宅ワークのスキルを身につけられる講座を運営されています。
詳しくはこっちの記事をチェックしてね↓
ひとり親のために、力を尽くしてくれて、こんなイベントができて感謝しかない・・・!
いつもありがとうございます!
ちなみに、給付金の方は自治体ごとに予算があって、上限に達したらおしまいみたい。
所得制限もあるけど、まずは自分が対象かどうか?を聞いてみるのが良いかもです。
やってよかった、リアルイベント。
みんなで会って話すことで、お互いが抱えている不安や、これからのこと、頑張るぞ!の気持ちもたくさん話し合うことができて
みんながしんどかったことも共有できて、とても素敵な時間を過ごせました。
参加してくれたみんな、ありがとう〜!