こんにちは、シングルマザーゆいです。
ひとり親や予備軍の皆さんは、お金のことが不安で離婚に踏み切るのが怖い、また離婚したはいいもののこれからやっていけるか不安、、と思われている方が多いですよね。
こういった漠然とした不安は知らないからが大きいと思います。
であれば、少しでも知って、不安を和らげたり、これからの準備をしましょう。
目次
資産形成の必要性
資産形成、とは、ただ貯金するだけではなく、これからの自分の人生や子供の人生のことを考えて、資産のプランを立てたり、準備をすることです。
ひとり親は、一馬力だからこそ、自分で計画を立てる必要がある
例えば、両親が揃っている家族の場合。
もし共働きなら、収入の柱は二つあることになりますね。
どちらかがもし病気や怪我などで働けなくなっても、どちらかが働いていれば、少なくともいきなり、収入が0になることはないかと思います。
でも、、ひとり親ではそういうふうには行きません。
自分しか頼れる人がいない、という場合、いきなり家族が共倒れになってしまうことも少なくないですよね。
不安を煽ってしまってすみません。でも、こういう現実を知って、必要なんだ、と自分ごとにしていくのがまずは第一歩です。
用意していきたいお金は、大きく分けると3つ。
子育てのためのお金 養育費・教育費
養育費・・・子供を育てること「そのもの」にかかるお金です。
サイズアウトしていく洋服やお靴、食費、おむつなどの消耗品、それに交通費や医療費、たまに遊びにいくお金なども、ここに含まれるかも。
教育費・・・こっちは特に「準備すべし!」って言われて意識している方が多いかもしれません。
要は単純に学費。それ以外に、習い事をするお金や、教科書代なども入ってきます。
子供にかかるお金は、ざっくりこの2種類ですね。
養育費
0歳〜6歳 | 小学生 | 中学生 | |
1年間にかかる金額 | 90~120万円 | 110~130万円 | 150~160万円 |
高校・大学でどれくらいかかるかは人によりますのでなんとも言えませんが、大体人ひとりを成人させるまでに2000万円くらいかかる、というような認識がいいかなと思います。
うーん、全部まとめるとすごい金額。もちろん、こちらは日々の支出から賄われている方が多いとは思いますが。。
教育費・・・私立・公立でもちろん大きな差が出る
教育費については、正直ピンキリですし、地域や年収などによっても(助成金や無償化対象など)大きく差が出る部分です。
ざっくりのデータで、
幼稚園〜大学まで、全て公立で860万円
幼稚園〜大学まで、全て私立で4,000万円
差が激しいですが、もうここは「どのような教育をしたいか?」に尽きます。上を見たらキリがないですよね。
自分のためのお金 老後資金
年金生活、できるのかなぁ?
そんな不安を持っている人も多いし、老後2000万円問題は耳に新しい言葉なのではと思います。
ある程度思い描く老後を過ごすためには、年金だけでは足りない方が多いのではないでしょうか。
また、元気な老後を過ごしている間はいいかもしれないですが、グループホームに入ったり、介護サービスを利用したり、そういった「人の助け」を借りる時のためのお金も、考えておかねばなりません。
子供に頼り切りになりたくない、はほとんどの親御さんが思っていることではないでしょうか。
今の生活を守っていくためのお金 生活防衛費
明日、会社が倒産したらどうしますか?
そうでなくても、明日、事故に遭ったり、病気になったり。急に仕事ができなくなることもありますよね。
こういった時、生活防衛費がないと「明日生きていく」ことに困ることになってしまいます。
会社員はおよそ3ヶ月分の生活費、フリーランスの方は6ヶ月分を用意すべし、と言われています。
自分が稼ぐだけじゃない、お金を「増やす」ということを考えたい。
もちろん、自分が人的資本であることは大前提です。
ただし、それだけではなく働いたお金を「増やす」ということを知っていくべきだと思います。
ひとり親はただでさえ、大人の手が一つしかなくて忙しいのですから、ほったらかしで増やしていける方法を知って
少しでもお金の不安を軽減できるようになってほしいです。
積立NISAやジュニアNISA、iDeCoなど、初めは少しずつでOK
投資で得た利益には、今のところ20%ちょっとの税金がかかります。
ですが上記に挙げたようなものは、利益が非課税になったり、所得控除の対象となったり、普通の投資よりもお得にお金を増やすことが可能です。
証券口座が必要だけど、ネット証券口座が一番いいよ。
これはインターネットが使える(スマホが使える)が最低条件にはなりますが、もしこれから投資などを始めるのであれば間違い無くネット証券口座がおすすめです。
お金を「増やす」ために開設するのに、手数料で「減らしてたら」意味がない
インターネット上の証券会社をお薦めする理由は上記一択!
窓口で運用商品の相談をさせてもらえることに、安心感はあるかもしれない。けど、自分のために時間を割いてくれる人がいるということは、その人の人件費はこちらのお金から出ているんです。
信託報酬や、手数料を取られることになります。
商品を間違えなければどんなところでやっても、もちろんきちんとお金は増えていくとは思いますが、同じ商品をネット証券口座で選んだ場合とは手数料が雲泥の差・・・その分はしっかり、自分の利益から引かれてしまうんです。
ちょっとずつでも、早く始めたら複利の効果が出る。
少額でもいいんです。長期という時間を味方につけたら、より成長してくれるのが株式です。
少しずつでもいいから、まずは初めてみる。
やりながら、学んでいく。
こういったプロセスを回していきましょう。
次以降、お金の話シリーズも投稿していきたいと思います。
本日も、ありがとうございました!