こんにちは、シングルマザーゆいです。
私は普段インスタグラムでよく情報発信を行なっているのですが、月収などのまとめをすると必ず、とにかくいろんなところから質問が飛んできます。
「どうして児童扶養手当もらえてるの?」って。
今回は、そのご質問にできる限りの情報を添えて、ご回答させていただきたいと思います。
目次
めちゃめちゃ聞かれる。「この収入で児童扶養手当もらえるって、何か裏技があるんですか?」
結論から申し上げます。裏技があるかどうかは、私には分かりかねます。ごめんなさい。
ただ、私の状況だと、児童扶養手当の支給条件に当てはまっていたので、いただけているというだけなのです・・・。
私は、現在手取り25万円程度のフルタイムワーママってやつです。
フルタイム、育休を除いて大体社会人7~8年目。至って、普通の手取りだと思います。
正社員で働かせてもらって、毎月のお給料があるのは、とてもありがたいことですよね。
その上で、副業もやっています。
育休から復帰したのは、2021年の4月
1歳児クラスに入園し、娘は四月生まれなのでほぼ2歳。丸々2年の育休をいただいていたことになります。
そのため、2020年の一年間は、マルっと育休期間中。つまり、収入は0でした。
児童扶養手当の支給条件と、現況届のタイミング
児童扶養手当は、私の今のお給料の状況では所得制限に引っかかります。
というのも、、
所得制限のテーブル、まぁまぁ厳しいからです。
所得制限の計算方法は?
所得の計算式は、
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所得額=年間収入額+養育費※ -必要経費(給与所得控除額等)
上記から、-80,000円(社会・生命保険料相当額)-諸控除した額となります。
養育費は、児童の父又は母から、その児童の養育に必要な費用について、母、父又は児童が受け取る金品等で、その金額の80%が計算に入れられます。
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諸控除には、障害者控除や勤労学生控除なども存在しますし、確定申告を行うことで医療費控除や小規模企業共済等掛金控除なども受けられますが、この辺りは割愛させてください。
兎にも角にも、この式で求められる所得額が限度額よりも低ければ、いただけるわけです。
限度額は、お子様の人数及び扶養している人数によっても変化します。
2020年の一年間が育休、2021年4月に復帰。6月に離婚。そんな私の場合は、、、
もうお分かりかもしれませんが、2020年の育休時は年間収入額は0でした。
さらに、養育費も離婚前なので、いただいておりません。
ということは、実際に所得額は0だったことになります。(もちろん、住民税もありません)
ここでポイントになるのが、児童扶養手当の支給を決める現況届のタイミング
でも、今は2022年でしょ?2021年の収入なんじゃ?など考えられる方も多いと思います、、
そう。児童扶養手当の支給額を決める審査には、前年の所得、と言いつつタイミングがあるんです。
現況届は、8月に提出する書類。
児童扶養手当を受け取っているひとり親は、現況届というものを毎年8月に提出する必要があります。
前年の所得によって、その年の11月から、翌年の10月までの手当を支給するかどうかを審査するために提出するものです。
つまり、、
2021年6月に離婚したので、私はその時点で申請をしたのですが、その時提出したのは2019年の書類。
2019年1月1日~12月31日の所得(+養育費)で、2020年11月~2021年10月の児童扶養手当の支給額が決定
2020年1月1日~12月31日の所得(+養育費)で、2021年11月~2022年10月の児童扶養手当の支給額が決定
2021年1月1日~12月31日の所得(+養育費)で、2022年11月~2023年10月の児童扶養手当の支給額が決定
微妙なタイムラグが存在するのです・・・。
つまり、現在は2022年5月なので、2020年1月〜12月の収入に基づいて、児童扶養手当が算定されています。
もうお分かりですよね。2020年は、私収入0だったんです(しかも離婚もしてないので養育費もない)
ときは2022年6月、お給料はしっかりいただいておりますが、児童扶養手当も受け取らせていただいております。
今年、8月に現況届を提出したら、受け取り資格は無くなる予定です
もちろん、2021年4月からフルタイムでがっつりお仕事して、養育費もしっかりいただいているので、計算式に入れてみれば
私は次の現況届の提出で、児童扶養手当は卒業ということになる、、予定です。
復帰したのが四月、iDeCo(小規模企業共済掛金控除)などはフル活用した結果、ぎりぎり一部支給になるかも?というラインにおります。
児童扶養手当もらってる?なんて話しないよね
ひとり親の友達はリアルでは私はいませんが、いたとしても児童扶養手当の話はしないと思います・・・
センシティブだし、めちゃめちゃ話しにくい。
めっちゃ聞かれたら正直嫌だし、シンママ同士で足の引っ張り合いもあると噂で聞くし・・・
でも、じゃあ実際他の人どうなの?と思うところもあるので、今回は公開してみました。
なんにせよ、自治体の窓口で聞く情報が一番。
このブログでは何回も何回もお話ししていることですが、
とにかくお住まいの自治体の窓口で相談しましょう。
こればっかりは、私や他の方がいくら情報を集めて発信したところで、自治体が適用していなければ意味がありません・・・
ご自身と、ご自身の大切なお子さんを守っていくためにも、情報は自分で取りに行くことを意識してくださいね。
本日も、ありがとうございました!