あれから11年。あの日を知らない娘と、シングルならではの防災対策

こんにちは、実家暮らしシングルマザーのゆいです。

本日は3月11日。あの大きな震災から、11年が経ちました。

あの日、皆さんはどう過ごされていましたか?

私はまだ20歳で、大学生で、横浜のそごうの中にいました。

すごい揺れで、東京でついに直下型地震が来たんだ!と思ったら駅のテレビを見てびっくり。震源地は、東北地方にあった・・・。

その後、津波の情報を見て、頭は混乱でいっぱいになりました。

今は、私はシングルマザー。娘を守る立場なりました。

まだ娘は3歳にもならないですが、子供がいるからこそ、またシングルだからこその防災対策を考えていきます。

まずは、地震って何?災害って何?っていうところを話す

娘が生まれてから震度4以上の地震には出会っていません。

とても幸運なことだとは思うのですが、これからずっとこの状況が続くとも思えません。

今は、娘は幼児。まだ母の手を離れて一人でどこかへいくことは少ないです。

私と一緒にいない時は、基本的に保育園という「よく知った大人」が一緒にいてくれるところ。

そういう意味では、別々の場所にいて被災する可能性はある程度低いと考えています。

今日は震災関連のテレビが色々と情報が出てくると思いますので、少しずつ話していこうと思っています。

本で「自分の」理解を深めてからお話しするのもおすすめ

自分の理解としてはこういった本がおすすめです。

子どもと一緒に読む、災害に関する本

子供に話をするときは、わかりやすい絵本形式だとより理解しやすいかも。

普段はのんびり屋さんの「はなちゃん」が地震に遭遇したとき、どんな行動をしたのか?

参考になることがたくさん書いてあります。

東日本大震災での岩手県の保育園をもとにした作品で、津波についても描かれています。

ちょっと大きくなったら、こういうのもわかりやすいかも?

津波や大型台風、原発事故などの様々な災害から、どのように、どんなタイミングで避難したらいいか描かれています。

避難訓練は何度となく行ってきたことと思いますし、子どもたちも学校などで経験していると思いますが、基本は震災や火災が主ですよね。

最近多い水害についても書かれていて、とても参考になる一冊となっています。

自宅避難になる可能性が高い我が家

実家は、大規模なマンションの中層階です。

築20年弱、少し築年数は経ているとはいえ、東日本大震災でもひび割れなども起きなかった建物です。

当時の震度はたしか5強。もっと大きなものだとわかりませんが、ペシャンコに潰れる可能性は低いとみています。

近年多い浸水被害なども起こったことのない地域、ハザードマップ的には比較的安全と言われている場所にあります。

このような状況から、近くの小学校などの避難所で寝泊まりするというよりは、自宅避難になる可能性が高いです。

子供がいるからこそ自宅に備えておきたい、常備おやつ

防災グッズが一通り揃っていることも大切ですが、

いつものおやつがあると安心するというお子さんも多いようです。

うちの場合はたべっ子どうぶつかな。現時点では。

保管もそれなりにできるものなので、ローリングストックという意識で常に置いています(もちろん、常に食べちゃいます←)

シングルだからこそ特に重要視している、自分の親との連携

万が一のことがあったときのために、自分と、自分の親の名前/連絡先が書いてある袋を避難リュックに入れています。

子供の場合、それを背負っていくのは難しいかもしれませんが。。

避難所などにいく場合、迷子になることを想定して、そのメモを首から下げさせて避難するのも必要ですね。

女の子ママだけではない!子供の避難中の被害を少しでも防ぐための、服装の検討

避難所にいく場合、いたずらに警戒する必要があるようです(そんな世の中嫌だけど・・!)

そのため、女の子だとバレにくい格好が望ましいと言われています。

ピンクとかフリフリとかは避けられるなら避ける、脱がせるのに時間がかかるようなつなぎタイプの服を着せるなど。

ただ、お子さんが不安定になっている場合、いつものお洋服、お気に入りのお洋服を着せてあげるのも一つの策だと言えます。

状況を見ながら選んでいきたいですね。

避難所用のリュックに詰める場合は、お気に入りを一つと、避難用を一つ入れてあげるといいかも。

ツナギはこういうのがあると安心かもしれません。うーん、迷う。

備える「モノ」より備える「会話」

シングルマザーに限った話ではありませんが、防災についてよく話し合っておくことが大切だと思います。

震災は「忘れたい」記憶でもあり、「忘れてはならない」記憶でもあります。

この日本で生きていく限り、地震という災害は避けて通れません。

だからこそ、過去に起きたことから学び、自分にできることを考え、そして備える。

話題にしたくないという方も多いですが、いざという時に娘が頼れるのはまず、自分です。

こういう時はこうしようね、を少しずつ伝えて、少しずつ覚えてもらいたいなと思っています。

本日も、ありがとうございました。

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