幼い子供は歩くことが仕事!子供の靴の選び方

こんばんは、シングルマザー1年生のYuitunです。

子供を育てていくには、「足育」が大切だということをよく耳にします。

歩くことが、すべての基礎となるからです。

人間は2足歩行をするようになり、手が使えるようになりました。それから、脳が発達していったと言われています。

1才児のテーマは、歩くこと

立ち上がって最初の一歩を踏み出したあと、少しずつ歩ける距離が伸びてゆき、ジャンプしたり走ったり、階段を上り下りできるようになっていきます。すべて、自分で実験しつつ獲得していく能力です。

このときに大切になってくるのが、靴。

靴を選ぶ際に大切なのは、

  • 足にあった靴を履いているか?
  • 足にあった動きをしてくれる靴を選んでいるか

靴のお下がりは、なるべく避ける

お洋服のお下がりはおおいに良いと思うのですが(実際私も頂いたり、差し上げたりしている)、靴だけはなるべく避けるようにというのが持論です。

というのも、「たった1回でも」誰かが履いて歩いた靴は、そのくせがついているそうです。

ガニ股気味のお兄ちゃんが履いていた靴を、弟にお下がりした場合、弟もガニ股気味になることが多いとか、扁平足のお姉ちゃんのおしゃれ靴をお友達にお下がりして、お友達もクセが移ってしまうとか。

結婚式やお受験、発表会など、たった1回だけしか結局履かないような靴もあって、一度しか使われないのにサイズアウトなんてもったいないと思われる方も多いとは思うのですが、足育という観点からは、あまりおすすめいたしません。

良い靴の選び方

こどもには良い靴を履かせるべし、と申し上げましたが、その基準は以下です。

  1. 曲がってほしいところで曲がるか
  2. かかとをしっかり支えられる硬さか
  3. 雑巾絞りができないか
  4. ひも、またはマジックテープなどで足の甲にきちんとフィットさせられるか
  5. (特にファーストシューズの場合)足首上まで靴があり、固定ができるか

1.曲がってほしいところで曲がるか?

足の指の付け根あたり(裸足で歩くときにける部分)できちんと曲がるか?が大切です。チェックするには、両手で靴を持って、曲げてみることです。このときに指の付け根の部分できちんと曲がってくれる物を選ぶようにしましょう。

逆に、それ以外の部分、例えば土踏まずの部分で曲がってしまうものは避ける事が必要です。

ファーストシューズ〜2歳ごろまでは、つま先が少し上がっているものだとつまづきにくく、歩きやすいと思います。

2.かかとをしっかりと支えられる硬さか?

体重がかかってくる「かかと」を支えることも、靴の大切なはたらきの一つです。

こちらのチェックの方法は簡単で、かかと部分を親指で押してみて、ぐにょっと曲がってしまわないか?を見るだけでOKです。よく中高生がやっているようなかかとを潰した上履きのように簡単に曲がってしまうのはNG

・・・って、かかとを潰して履いていたのってジェネレーションがばれますか?(すでに30代と言っていますが)

3.雑巾絞りができないか?

かんたんにいうと、縦方向(指の付け根あたり)では曲がってもよいが、横方向には曲がらないものが望ましいということです。

底が柔らかすぎると、斜めの力にも弱い。そうなると、子供の歩く力を支えられないので、雑巾を絞るようにまげようとしてみて、曲がらなければOKという条件です。

4.ひも、またはマジックテープなどで足の甲にきちんとフィットさせられるか

スリッポンなどの簡単に履ける靴も魅力的ではありますが、ゴムが少しずつ伸びてフィット感が失われていきます。

足の甲をきちんと固定するには、紐やマジックテープなどで自分の足の甲の厚みに合わせられる方が望ましいと言われています。

5.(特にファーストシューズでは)足首まできちんと固定できるか

歩きだしてすぐの子供の足はぐにょぐにょです。

足首の固定はとても大切。まだ発達しきっていない部分なので、ファーストシューズの場合には、子供の足首をしっかり支えてくれるものを選ぶことが必要です。くるぶしの上くらいまで固定してくれるものを選びましょう。

プラスアルファ:サイズの考え方は?

ベビーからキッズにかけては、中敷きが用意されていることがほとんどです。履いてみて指先の状態を見るのは分かりづらいので、それよりも中敷きを取り出させてもらい、かかとを合わせて中敷きの上に足を載せ、子供のつま先から1cm程度余裕があるというのがベストな状態です。

可能であれば、シューフィッターさん等がいるお店さんに伺うのもよいでしょう。

やってはいけないのは、サイズ感を子供に尋ねること

少々違和感があっても、気に入ったキャラクターだったり、カラーだったりした場合に「これがいい」と言いがちなのです。客観的に見てあげることが何より大切かと思います。

子供は地面を指で掴むようにしてあるきます。そのために、1cm程度の余裕が必要と言われています。

子供の足はすぐに大きくなってしまいますが、ここの余白が大きすぎても困ると思います。ちなみに、サイズアウトの目安としては0,5cm程度になってきたら、かなと考えています。

靴がきつくなってきたサイン

いままで気に入って履いてきた靴が、きつくなってきたサインを子供から拾うために、以下のポイントに気をつけて観察してあげるのが良いと思います。

  • よく転ぶようになった
  • 今までより早く疲れたと言い始める
  • 外で歩いていて、抱っこを要求する頻度が高まる

これらのポイントがあらわれたら、「もしかして、靴がきついのかな?」と中敷きに足を乗せるチェックをしてあげると良いかなと思います。

子供の足はすぐに大きくなってしまいますが、サイズアウトは成長の証!

それをすなおに喜べる親でありたいです。

本日も、ありがとうございました!

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