こんばんは、シングルマザー1年生のYuitunです。
「投資ってなんか怖くない?」と思っていた私が投資を始めたきっかけや、やったて良かったと思うこと、制度の注意点などをまとめていきます。
目次
投資ってなんか怖くない?という人は多いけれど。
“インフレリスク”って知ってる?今や銀行にお金を預けているだけでお金が減る・・・!
インフレリスクという言葉をご存知でしょうか?100円で買えていたものが、10年後には120円出さないと買えなくなる、という「貨幣の価値が下がる」リスクのことです。銀行に預けても一般的な金利は0.001~2%、さらに所得税等が引かれますから実際にいただける金額はもっと減ります。
それだけしか増えないのに、円の価値は下がっている。となると、単純に今100万円を預けても、将来同じものを買うのに120万円必要になる、ということもざらにあるのです。預けているだけで円の価値が減る、なんて大きなリスクですよね。
生活防衛費だけは貯金で確保しておきましょう
とはいえ、全部の資産を投資に振るのはリスクが大きいと言えます。病気や怪我、事故、そして天災など、突然明日の生活に困る!という場面がやってこない保証はないので、生活防衛資金は「すぐに引き出せる預貯金」としてもっておきましょう。大体、会社員の場合は最低生活費の3ヶ月分、自営業の場合は6ヶ月〜1年分あると良いと言われています。
生活防衛費をためつつ、投資にもチャレンジするという両輪でももちろん良いと思いますが、最低でも1ヶ月分は生活費を現金として確保してからにしましょう。
私を含め、多くの国民が活用しているのはNISA制度
そもそも、NISAって何?
通常、株式や投資信託などの金融商品に投資をした場合、これらを売却して得た利益や受け取った配当に対して約20%の税金がかかります。
NISAは、「NISA口座(非課税口座)」内で、毎年一定金額の範囲内で購入したこれらの金融商品から得られる利益が非課税になる、つまり、税金がかからなくなる制度です。
イギリスのISA(Individual Savings Account=個人貯蓄口座)をモデルにした日本版ISAとして、NISA(ニーサ・Nippon Individual Savings Account)という愛称がついています。
金融庁ホームページより
種類としては、一般NISA、積み立てNISA、ジュニアNISAの3種類があります。(2021年10月現在)
一般NISAと積立NISA、同時に利用することはできません
私がやっているのは積み立てNISAです。こちらの方が「非課税期間が長く」「トータルの非課税額が多くなる」ことから、長期投資には特に向いていると言えるでしょう。また、つみたて投資ですと、一度設定してしまえばほったらかしでOKなので、初心者に向いているのも積み立てNISAであると言えます。
NISA口座は、ひとりにつき1つと決まっています。4月に一般NISAを開設し、同年の10月に積み立てNISAに変更したい!ということは不可能ですが、1年ごとに変更することは可能なので、翌年1月より積み立てNISAでの投資をする、ということは可能です(あまりお勧めはしませんが…)
ジュニアNISAで教育費を貯める+運用で増やしたい!
ジュニアNISAは、2016年1月から始まった、「未成年者少額非課税投資制度」です。0〜19歳の子供が参加できます。2023年で新規買付は終了となります。現在、18歳未満の場合は払い出し制限がありますが、23年の新規買付の終了とともに、この制限がなくなり、いつでも自由に引き出せるようになります。この制度の変更により、一気に人気が高まっている投資の一つです。
こちらも、子供が小さい場合は長期投資ができ、大学資金を貯めるのに利用している親御さんも多いのではないでしょうか?我が家は元々学資保険には入っていなかったので、ジュニアNISAを大学資金の足しにできるように用意をしています。
NISA関連は、「来年から」ではなく「今から」!非課税枠は来年に持ち越せません
投資をためらう方の口癖として「来年から始めようかな」という方が多いんですが、この考え方はあまりお勧めできません。というのも、 NISA関連は今年使わなかった非課税枠は来年には繰り越せないからです。
年間の非課税枠は、積み立てNISAで言えば40万円、ジュニアNISAでは80万円にものぼりますが、これらは今年行った投資に対してです。来年は来年で、40万円、80万円の年枠を使うことができます。ギリギリでも非課税枠は使い切ることが可能なので、逆に言えば今年の12月までにはじめた方が「非課税枠」の意味ではお得、ということになります。
長期投資の方が、統計上「トータル勝てる」ようになる
卵を一つのカゴに盛るな、というのは投資をしている人の間では有名な言葉です。リスク分散をせよ、ということなのですが、例えば1社の株の成長にかけるよりは、5社の成長をバランスよく見ていく方がリスクは小さ口なりますよね。長期分散投資も同じ効果を得られます。月単位でも、週単位でもいいのですが、同じ額を淡々と積み立てることにより、「株価が高い時は少しだけ、安い時はたくさん」購入することができます。
老後の資金はiDeCoで貯める
そもそもiDeCoとは、「自分で運用する、自分の年金」
自分で掛け金を設定して、運用の指図も自分でして増やしていく年金という理解で良いかと思います。ただし、60歳になるまで払い出しができないことや、中途退会ができないところは注意が必要かもしれません。とは言え、老後資金を貯めるにあたって長期投資が可能であれば、
掛け金は、全額所得控除に。老後の貯蓄をしつつ、節税にも一役買ってくれます
iDeCoに入れた掛け金は全額所得控除の対象となります。また、運用益についても非課税。自分の資産を増やしつつ、しっかり節税もさせてくれる良い制度だと思います。会社へ年末調整の時に提出する葉書は、先日届きました。これを提出しておけば掛け金は全部戻ってきます。なのに運用で増えている。お金に働いてもらっていると実感できます。
ちなみに、一人一人の状況によって賭け金の上限が異なります。年金の加入資格と連動していて、2号(会社員等)の場合は所属する会社でどの程度企業型の年金に加入しているかなどによっても変動があります。私も、自分の勤めている企業に問い合わせをして加入上限額を知りました。
注意点は、60歳まで払い出しができないこと。
女性にとっては、特に、60歳まで働くかしら、というのも悩みどころなんですよね。例えば結婚して、妊娠出産してっていうライフイベントを迎えるとしますよね。その後も掛金の拠出を止めることはできないので(減額はできますが)、子育てをしながらもずっと働くことができるか?とか、60歳まで積み立てる?とか。
先程のように「所得控除」や「節税」などの大きな側面だけでなく、今後数十年にわたって長く運用していくことを考え、私としては投資の1個としても有効、という考えのもとで拠出を始めました。この辺りのこともしっかりと軸として考え、始めるのが良いと思います。
シミュレーションをしてみると、これからの資産運用も見えてくるかも
今後の計画をしっかり立てることが必要!
シングルマザーになったからこそ、私の中で「資金計画をしっかりと立てる」必要性も、重要性も増したように思います。
子供を一人育て切ること。それに、自分の老後も自分で面倒見るお金を蓄えるぞ!という決意を元に離婚しました。1月にFP3級を受験予定ですが、それはそれとして今度、FPさんに相談を受けていただこうと思っています。自分のことを教えていただきつつ、学びになればと思っています。
本日も、ありがとうございました!