こんばんは、シングルマザー1年生のYuitunです。
離婚する、しない、という話し合いの途中で保育園に入れた経験がありますが、タイミング的にも本当に大変でした。
あまりにも長くなりそうだったので、保育園の入園申し込みで実際に起った出来事でひとつの記事としました。
その前に、当時の私の基本的スペック
- 娘1歳半、育休延長中
- 1歳児クラスでの4月入園を希望(つまり激戦)
- 6月頃から実質実家住みだが、11月末に正式引っ越し(住民票移動)予定だった
- 引っ越し先の自治体で保育園を探している
最初に申し上げておきますと、とにかく申し込みたい自治体の窓口でできる限り詳しく『この場合どうでしょうか』を聞きまくるのがいいと思います。
自治体によって全然違います。本当に。しかも、毎年少しずつ状況は変わります。
目次
実家の自治体の保育所への申込み
そもそも住んでいないところからの申し込みのやり方を調べたら、複雑で大変だった
住民票がない自治体への保育所の申込み、結構複雑で大変でした。
まず、だいたいの自治体が、9月から11月中旬くらいに、翌年4月入園希望の人の受付をするかと思いますが、私と娘はその時期には、住民票上、実家の自治体には住んでいないのです。とはいえ4月にはもう実家に住んでいる予定。そこで、
- 入園を希望する地域の保育園に見学に行く
- 会社から復帰予定のスケジュールなど、就労証明書をもらう
- 実家の自治体に宛てた入園希望書類を、自分の自治体に提出する
- この際、自分の自治体に転入する予定であるという証明を提出する
ということが必要でした。当時はコロナ禍でほとんどの園はそもそも見学をやってませんでしたが。
準母子家庭になれば、加点がもらえることがわかった。けれど・・・
保育所の利用調整には「点数」が使用されている、というのは皆様ご存知のとおりです。
母子家庭に(点数の高低はあれど)加点がつくのはどの自治体も同じだと思いますが、実家の自治体では準母子家庭も同じ扱いをしてもらえることとなっていました。自分も準母子家庭として扱ってもらえる、と思っていたのですが、そこには条件が。
- 準母子家庭とは、申し込み日時点で、別居開始日から6ヶ月以上がたっていることを証明すること
この証明は、基本的には住民票の移動で判断されるとのことでした。私の場合、住民票の移動は申し込み時点では行っていません(実際、11月末に引っ越ししました)。ですが、実際には6月くらいから、実家に住んでいました。
証明として、弁護士印が押してある『別居等証明書』という内容のものを提出することも可能と言われましたので、そちらをお願いして作ってもらいました。が、ここで誤算。
6月くらいから実家に住んでいる(つまり別居)状態=11月時点で、まだ別居から5ヶ月しか経っていない。
準母子家庭の認定は、申込日時点で、別居から6ヶ月以上が経っていること。つまり、準母子認定はしてもらえませんでした。なんじゃそりゃ。4月から別居しとけばよかったんかい。という気持ちになりました。。
さらに、ここで準母子と認められないともっと面倒なことが。
夫の就労証明が必要に!
この条件により、準母子ではなく、両親揃っている家庭とみなされることがわかりまして、となると『夫側」の就労証明も必要になるのです。
就労証明を提出しなければ、一番不利な(無職扱いの)ところでの利用調整になってしまいます。娘の保育園入園と、その後の私達の生活のため、弁護士さんを通じて就労証明を出してもらうよう依頼しました。親の心は少しだけでも残っていたのか、迅速に対応してくれたので良かったと思っています。
外部からの入園申し込みでは、引っ越し予定の物件の契約書等が必要
とはいえ、まだ契約もしていなければ、行き先は実家。実家の自治体では、『ここに住みます!』の行き先が実家の場合、その家の世帯主に誓約書を書いてもらうことが必要となります。
また、我が家の場合は実家には母のみでしたが、その人も子供の面倒を見られない理由、つまり就労証明が必要になりました。
私の分、夫の分、母の分の3枚の就労証明書が必要であることが分かったのです。
結果的に、2つの自治体の保育所申し込みの書類を熟読しまくりました
現在の自治体に、行き先の自治体の申し込み書類を提出する
実際に入園したいと思っている自治体(=利用調整をさせてもらう自治体)の申込み書類一式を、申し込み時点で住民票がある自治体に提出する必要がありました。
現在の自治体から行き先の自治体へ、申込みを郵送してくださるのだそうです。
ただし、この『現在の住民票がある自治体』に対しても必要となる書類がありました。第1希望はどこで、第2希望がどこで、という書類です。こちらは自宅がある方の自治体のフォーマットに書き込む必要がありました。
どちらの自治体でも『保育所の申込み要項』をもらってきて、現在の住民票がある自治体における「市外に申し込みをする場合」というページと、行き先の自治体における「市外から申し込みをする場合」というページを特に読み込むことが必要でした。
基本的には、行き先の自治体に合わせてくださいというのが自宅のある自治体の方針でしたので、とにかく実家の自治体の窓口へ伺ったり、電話をしたりして調査をしました。
自宅の自治体と、実家の自治体の申し込み時期のズレに注意
自治体間の申込書の送付にはおよそ1週間かかると言われました。また、実家の自治体は締切が他より少々早かったので、自宅の自治体の申し込みが始まったと同時に提出して、1週間送付に使われ、結果、実家の自治体の締め切りギリギリ、くらいのスケジュール感でした。
母の分の就労証明が必要だと判明したのが若干遅かったため、自宅の自治体へ持っていくときには間に合いませんでした。提出先に事情を相談したところ、相手の自治体にお電話してくださり、直接持っていっていいとの回答をくださいました。
どうにもならないような内容で困っている場合は、窓口で柔軟に対応して貰えることもあるんだなと担当者さんに本当に感謝しました。が、まぁそもそもこんなにギリギリじゃなければなぁ・・・という気持ちにもなりましたw
利用調整の結果、認可保育園の入園が決まりました
ありがたいことに利用調整で認可保育所への入園がきまり、入園前面談に臨む事となりました。
その際に、保育所の先生へお願いしたことが以下。
- 4月以降になるが、確実に離婚をすることが決まっているので、変更する予定の苗字で入園したい
お役所的には『現在の苗字』を使わなければならず、上記のような方法はNGなので、各提出書類等は元夫と同じ苗字での入園手続きを行いましたが、園の中で使う書類に関しては新しい苗字で手続きをさせてほしいとお願いしました。
園の先生方には本当に柔軟にご対応いただきまして、『ここはこの名前、こっちは自治体に出すやつなのでこの名前を書いてくださいね』とかなり細かく教えて下さいました。感謝・・・!
前例はやはりあるということでしたので、相談してみるのが良いかと思います。
まとめ:とにかくお役所の窓口に行きましょう
とにかく!とにかく、どちらの自治体にも窓口へ行って、自分の状況をお話しし、どのような手立てがあるのかを細かく聞いてくることが必要です!
子供の状況、自分の就労の状況、家計の状況、さらに自治体によって全然制度が違うこともザラにあります。
私の体験談はあくまで一例ですが、共通して言えるのは、窓口で自分のケースではどうかをきちんと聞くべきという点です。
どうか、シングルマザーや予備軍の皆様が保育所等を見つけることができ、親子で笑顔で過ごせますように。
本日もありがとうございました!