こんばんは、シングルマザー1年生のYuitunです。
子供がいても、離婚に向かう夫婦は現代ではかなり多いと感じています。
離婚を切り出す側でも、切り出された側でも、絶対にやってはならないことがあります。
離婚届に、その場で判を捺してしまうことです。
これだけは、絶対にやめましょう。すぐに別れたくても、どんなに嫌な相手でも、自分に不利な状態で別れてしまってはその後の生活に大きく影響が出ます。最悪、その後の生活ができない!なんてことにも繋がりかねません。冷静に、というのは難しいとは思いますが、いちばん大切なことの一つです。
離婚をする!と自分の中で決めるきっかけは十人いれば十通りあります。ですが、覚悟を決めたあと、やるべき行動はだいたい同じです。以下の5つが大きな手順となります。
目次
やること1.子供が意思表示をできる年齢ならば、意思確認が第一
意思表示をできる年齢には発達段階によってももちろん個人差がありますが、大体の目安は『言葉で言ったことが理解でき、返事ができる』ことです。
0〜1歳の場合は、なかなか難しいかもしれませんが、そうは言っても子供は本当によく見ています。私も別居のときに1歳半の娘に驚かされた部分がありましたので、その点については改めて記事にしたいと思います。
やること2.住居の確保
賃貸か、持ち家か。まずは自分が出ていくことを考える
現在の家がどちらかの名義で借りた賃貸なのか、それとも共同でローンを組んだマイホームなのか、など個々人でかなり状況に差が出やすい部分だとは思いますが、自分が出ていくと仮定して、住居の確保を進めることが必要です。
その際、もし現在お仕事をしているならば通勤ができる範囲の場所、そしてお子さんの環境を変えてもよいのかどうか(転校が可能か、保育園に通っているなら転居先にも空きがあるのか?ないならばどのくらい待ちそうか?など)下調べをして、判断する必要があります。
子供への相談も場合によっては必要
下調べをして、選択肢があるならば子供にも相談して決めるのが良いと思います。一人の人間として、どうしたい?と真摯に向き合って決めることをおすすめします。
シングルの人への公的な住居支援などもあるので、住みたいと思っている自治体での支援事業を調べておくのも良いでしょう。公営住宅に優先的に入れたり、家賃の補助が出たり、支援の方法は自治体によって様々です。ただし、別居という段階では(DVなどの保護の必要性等が認められない場合)、こういった支援がないところもありますのでご注意ください。
やること3.ある程度の金額のお金をためる
これ、実際めちゃめちゃ大事です。自分の心の余裕にも関わってきますよね。
金額は、多いに越したことはありません。自分の味方になってくれること間違いなしです。
注意点として、このような資金を貯めるときは『誰にも』内緒でためましょう。へそくりか!って感じですが、夫に内緒なのはもちろん、こどもにも、親にも、友人にも。誰にも言わないでためておきましょう。
やること4.勤務先・収入源を確保!今後の生活の目処を立てる
私は育休中という身で、同じ職場に正社員として復帰する予定がありました。そのためある程度安定した収入の目処がついていました。シングルマザー1年生として走り出すうえ、職場も変わる、という変化が加わってしまうと、自分の負担も大きくなると考えました。
今より収入を上げるための転職も良いかと思いますが、今回の私の場合は、現在の収入があれば、シングル生活になれるまでは、転職は不要と判断しました。現在パートや、専業主婦の方は仕事を新たに見つけたり、パートを増やす、または正社員を目指すなど、子供と自分が暮らしていけるだけの収入源を確保することが必要です。
やること5.離婚後に必要となる手続きや支援制度を調べる
必ずやっておかなければならない手続きと、申請しておけば受けられる支援などについても調べましょう。
決めておくべき自分と子供のこれからのこと
- 自分の苗字を旧姓に戻すかどうかを決める(離婚届提出時)
- 子供の苗字を自分と揃えるか、夫の籍から抜くかを決める(子供の苗字を変えるにはおよそ1ヶ月かかります)
- 学校や保育園等の子供の環境への連絡と手続き
- 転出、転入届の提出
- 免許証、銀行等の住所や氏名変更
- 実印の名義変更や登録
- 職場への報告とそれに伴う手続き
離婚を決めたら先にやっておくべき子供のこと
子供のことで、夫のほうに登録されているものの変更等も必要です。主に夫の名前で登録されていることが多いのは、
- 児童手当および医療証の受給者変更
- 健康保険証の申請(勤めている会社への連絡となるかと思います)
下調べをしておくと良い、公的支援策
- 児童扶養手当
- 児童育成手当(おもに23区)
- 住宅支援
- 就業支援と就業に必要な職業訓練支援
これらはひとまず列挙しましたが、次の機会に詳しく記事にしていきたいと思います。
まとめ:これからの生活を見据えて、少しずつでも準備をしよう
離婚前から検討できること、離婚後すぐにうごくべきことなどがあります。
事前の準備や下調べで、その後の人生は大きく変わります。目がくらむほど色々ありますし、調べるだけで嫌になることも・・・でも、一つずつ地道にやっていけばいつかは終わります。自分と子供のために動けることからやっていきましょう。
本日も、ありがとうございました!