こんにちは、シングルマザーゆいです。そろそろシンママ歴2年になろうとしています。
私の周りでもひとり親になった人を以前よりちらほら見かけるようになってきたのですが、特にインスタ上には割と多いなと思います。
それもそのはず、日本におけるひとり親が増えてるんです。
で、よく言われるのがシングルマザーって大変そう。とかいう日本のイメージw
そりゃね、一人で子育てと仕事を両立するのって大変ですし、経済的にも苦しい状況に陥ることがあります。
ただ、支援も充実していることも多いので、その点を今日はご案内します。
お金の支援ももちろんだけど、それ以外にも色々あるので、自分で利用できるものがあるかどうか、しっかり確認してみてください!
ひとり親への経済的支援
鉄板、なんだけど所得制限がある…児童扶養手当
児童扶養手当は、以前は母子手当とも呼ばれていたようですね。ひとり親家庭や低所得者の家庭に対して支給される制度で、子どもの年齢や世帯収入に応じて支給額が決まります。
就労支援を受けている場合には、その支援内容によって支給額が増える場合もあります。
児童扶養手当には所得制限があります。最大で月に4万円くらいいただけます。
8月ごろに提出する「現況届」によって、支給金額などが決まると思っていただければと思います。
逆に、申請や、課税状況と「貰えるもらえない」にはタイムラグがあるので、ひとり親になる前にフルタイムで働いていて、しっかり収入があった、とかだと、その後すぐにいただけないことが多いので要注意です。
児童手当は所得制限が無しになるけどこっちは違うんです。偽装離婚問題とか色々あるみたいだからわかるけど、ちょっと複雑w
健康で文化的な最低限度の生活、を保証する日本の最後の砦、生活保護
生活保護は、生活が困窮している人に対して経済的に支援する制度です。
これ自体はひとり親であることは関係ないですが、ひとり親であることで保護の支給額とかは変わるかと思います。
生活保護は、収入や資産、家族構成などに応じて支給額が決まります。生活保護を受けるためには、収入や資産が一定額以下であることが条件となります。
健康で文化的な最低限度の生活を送るために、という憲法の内容を遵守するにあたって存在する制度です。
最終的にどうにもならない困った状況だと、生活保護に頼るというのも一つの手だと思います。
そもそも働きたい!っていう人には就労支援
就労支援は、ひとり親家庭が仕事に就くための支援制度です。
例えば、職業訓練や就職先の紹介、子どもの保育などの支援が受けられます。
パソコン講座や簿記、FPの勉強なども支援していただけることがあり、これらは就職に際して役立つことも多いかと思います。
基本的には自治体によって、準備されている就労支援の内容が異なります。
お住まいの自治体の役所へ行って、質問するのがいちばんの早道です。
私の自治体だとひとり親支援メルマガが存在するので、そういうので情報を得るのもありかも。
衣食住の一つ。住宅支援
住宅支援は、ひとり親家庭が住宅を確保するための支援制度です。
低金利の融資や、賃貸住宅の家賃補助などがあります。また、住宅ローン減税などの税制措置もあります。
他にも、市営や県営の団地に入る際の優先度が高まる場合もあるようです。
こちらも、収入制限があることが多いですが、団地などの優先順位が上がるのは保育所みたいな仕組みです。
ありがたいし積極的に活用したいですよね。
これも自治体によって条件が違ったりするので、お住まいの自治体に確認することをお勧めします。
子育てに関する支援
孤育てにならないように、、子育て支援センター
これはひとり親に限らず、ではありますが、、子育て支援センターを利用することができます。
特にお子様が小さい場合、他の子供との交流の場にもなっており、無料であることが多いので、私も子供が保育園へ入る前はよく利用していました。
子育て支援センターでは、子育てに関する相談や、子どもの遊び場、イベントなどが行われています。また、保育園の申し込みや、就労支援の相談も受け付けています。
子供を安心して遊ばせられる場所、そして保育園に入る前の子供の友達や母親の息抜きの場として適しているように思います。
ちょっと大きくなってきたら、それこそ大変?学費免除
ひとり親家庭の子どもが大学などの高等教育機関に進学する場合、学費免除の制度があります。
学費免除は、世帯収入が一定額以下の場合に適用されます。
大学の授業料や入学金などを免除するもので、ひとり親家庭の経済的な負担を軽減することができます。
高校の無償化についても進んでいますし、こちらも確か、ひとり親の場合少し制限が弱かったかと思う。
うちの場合はまだあと10年以上先の話だから、どういうふうに制度が変わっていくかわからないけれど…
ひとり親だけじゃないけど、児童手当
児童手当は、子どもを育てるための支援制度で、子どもの人数や年齢に応じて支給額が決まります。ひとり親家庭でも児童手当を受けることができます。
離婚届の提出時に、養育者の銀行口座に登録するようにとなるはずなので、手続きはややこしいですが頑張ってやってみましょう。
生まれた時に、収入が高い方の口座を登録するのが通常なので、多くのご家庭はパパの口座になっているんじゃないかな?(うちもそうでした)
別居する時に自分の口座にするように変更手続きしてもらいましたが、まぁまぁ大変だったので早めに動くことをお勧めいたします。
教育費の手段の一つ、奨学金
奨学金は、大学などの高等教育機関に進学する際に必要な費用を借りる制度です。
めちゃめちゃ優秀かつ、経済的に厳しいご家庭のお子様だったりすると、返済不要の奨学金が出ることもあるんですが、一般的には「借りて」「その後自分で返していく」という制度です。
私の友人も、何名か卒業してから自分で奨学金を返している人がいますが、結構大変そう。
必要になる時が来たら、子供自身としっかり話をして、返済していくっていうことをきちんと教えておくと大学での学びの姿勢が変わるかも(?)ってちょっと思ってます。
お休みの制度も立派な支援!育児休業・介護休業
育児休業・介護休業は、ひとり親に限った話ではないですが、子育てや介護のために仕事を休むことができる制度です。
企業によっては、法で定められている以上に手厚い休業の制度を持っているところもあるかも。
あとこれも会社によるとは思いますが、子育て中の人はリモートワークを選択できるっていう場所も増えている模様。
うちの会社だと、子供の看護休暇っていうのが存在します。
これから、ひとり親になろうとしている人へ…
周りの人に頼ることを覚えよう
これからひとり親になるんだ、一人で全部やらなきゃ、頑張らなきゃ…
その覚悟は大切だし、立派なことです。でも、一人では難しいことも存在する。
そういう時、家族や友人、近所の人、もしくはお金を払ってでもプロに頼む。そうやって人の力を借りることも、覚悟の一つだと思うんです。
自分で難しいことは、得意な人にお願いする。これって別にひとり親だからというわけではなく、普通のことですよね。全部一人で頑張る必要はないんです。
地域の子育て支援施設や、ひとり親家庭支援団体などの利用もおすすめです。
こうした施設や団体では、子どもの保育や、アドバイスや情報提供などの支援を受けることができます。
できる限りの準備をしよう
生活費の見積もりや、仕事と子育ての両立の計画、子どもの保育園や学校の選択などをしっかりと考えておきましょう。
上にあげたような各種支援制度を把握し、できるだけ利用することも考えていくとよいです。
カウンセリングや地域相談窓口もサクッと利用する
ストレスや孤独感など、ひとり親になると悩むこともあるかもしれません。
こうした場合は、精神的な支援を受けることも大切です。
地域の相談窓口や、カウンセリングなどを利用することで、自分自身を支えることができます。
そんなところに相談する自分がダメなんじゃないです、相談できるっていうのは大きな勇気。
周りに頼る覚悟を決めるっていうのと似ています。
ネット上にもひとり親のコミュニティはあるし、なんならインスタ上の私のアカウントでも構いません。
どうにもならない、って困ったら話しかけてみて。案外言葉にするだけでも楽になったりするものです。
最後に、、、、
ひとり親になるって、大変なイメージがあると思います。私も実際まぁまぁ大変だし(笑)
ですが、ひとり親じゃなくても多分子供を育てるって大変。子供と一緒に笑って過ごせる日々ももちろんあるので、現在の日々には満足しているし、楽しいです!
支援制度はしっかり抜け目なく利用して、子どもと共に幸せな生活を送ることができるようになることを願っています。
本日も、ありがとうございました!